セツ・ウェヌス 42歳

「世話をかけたね。私はセツ。人捜しの旅をしている」
「生ぬるいことやってんじゃないよ。………本気で私を止めたいなら、首を落とすつもりで来な」



出身:セルネオ
武器:鈍器全般
属性:なし
特技:特定武器からの召喚術
長所:素早く攻撃力もあり、前線向き
短所(弱点):頭に「G」の付く黒い悪魔がいると混乱する。船酔いするため船上や船から下りた直後は役立たず。




口調: (一人称)私 (二人称)あんた/あなた 外見年齢20歳以上と女性→さん、以下の男→くん 仲間になった人や戦闘時には呼び捨て ルシオルと二人きりの時は彼を「ホタル」と呼ぶ
(三人称)「あの子」「あの人」 (特徴)ぞんざいで、はきはきしたおばちゃん口調。敬語を使うと上品で高貴な印象の口調になる。
攻撃力:7 / 防御力:6 / 速さ:8 / ラック:4 / 賢さ:5 / 魔力:0



【生い立ち】
セルネオの錬金術の家系に生まれる。
貴族で裕福な家系であった上祖父に甘やかされた為わがまま放題育つ。祖父の研究により「知識の書」の保管場所となり、それを守るために身体能力も強化された。当時彼女はそれを当然と思っていたが、ルシオルと名乗る青年に出会ったことで外のことを知り国や祖父に対する違和感を覚えはじめる。
青年が魔族だということ、自分に近づいた理由は「知識の書」を欲していることを知りながらも青年に惹かれ恋に落ちていった。
国の政策に対し口に出したことで国にいられない状況に陥りほぼ駆け落ち状態で逃げる。
逃げ伸び新たな土地に行くために乗った船で青年を狙った魔族に襲われ、彼女は一人海に投げ出され彼と別れた(この出来事がトラウマとなり、今も船に乗ると気分が悪くなる)
青年の力でアスコリ島に打ち上げられた彼女は助けてくれた人々に支えられ、失意のまま新たな生活を始めるも自分が身ごもった事を知る(そのためルシオルは妊娠の事実を知らない)
迷った挙げ句、出産を決意するが子どもが「魔族の血を引く」ために町の人には迷惑を掛ける可能性を考え少し離れた場所に小屋を建て、自分の身体能力を生かし島民を脅かす鳥獣や魔物を狩って生計を立てる。時に錬金術の知識を使い薬などの調薬をすることもあった。
トルナーレに来た船の船員に「ルシオルらしき人物」の話を聞き、娘も結婚し手が離れていたため、真相を確かめるために体調不良を覚悟しながら船に乗り込んだ。


【特徴】
名前は本名か不明だが宿帳などで時々「楔(せつ)」という文字を使う。
剛胆で男前。町から離れて生活しているも人付き合いは良く、面倒見がいい。
船酔いを理由に外に出なかったのは、目印となるものがあるのに自分の元へ来ないのは彼が自分の為を考えてのことだと思いながらもどこか不安があったのと、万が一彼が死んでしまっていた時それを直視するのが怖かったから。娘も手を離れ、自分もいい年齢になり直視出来ると判断したために船に乗る。
見知らぬ子どもでも悪いことをしていれば平気で叱り、反省すれば褒める寛容さも見せる。が、先に手が出てしまうことも多い(手加減はするが結構痛い)ケンカ両成敗であるが男の子にはげんこつ、女の子は手のひら等一応の区別は付ける。
おばさんと言われても怒らないが「ババア」は暴言と見なししかりつける。
前衛向きで強いものの、頭に「G」の付く黒い悪魔が苦手で出くわすと「混乱」、船が苦手で船に乗ると「船酔い」というステータス異常を起こす。
戦争を「でっかい子供のでっかいケンカ」不老種を「ちょっと長生きの人たち」と話す等、時々妙に規模が小さく感じるような事を言う。
知識の書から錬金術に関する情報を引き出すことが可能だが、必要以上には立ち入ろうとしない。


関連……ルシオル(夫)



装備
武器:鈍器全般
身体:軽装
足:ブーツ
特殊:バールのようなもの


コマンド
 殴る
急所を狙う
バアルのようなものを呼ぶ
バアルのようなものを殴る

操作の癖
身のこなしが軽く力もあるため重い武器を装備しても比較的早く動ける。
ボス戦では厄介そうなザコモンスターを優先攻撃するが、通常戦闘では一番体力の高いモンスターを積極的に攻撃する。長い武器は両手で持ちスイングするように横から頭部など急所を狙う事が多い。相手が大きいモンスターや浮いている系だと高く飛び上がる。戦略が特に無く邪魔が入らなければ取りあえず動かなくなるまで殴る。
おもしろ武器に「ふらいぱん(炎)」「女神像(聖)」「悪魔像(魔)」「冷凍マグロ(氷)」などもある。












(「バアルのようなもの」について)
セルネオから持ち出した「バールのようなもの」にルシオルが自分の使い魔を封印して彼女に渡したため、魔力は皆無だが装備時に限り「バアルのようなもの」を召喚出来、慈雨や嵐など天候に関するものを使える。広範囲であるが状態異常を含むものが仲間を巻き込むコトはない。
因みに「ようなもの」であり既存の神話にあるバアル等の悪魔とは無関係だが、高位の悪魔らしい。本人は一応「バアル」と名乗るし回りがそう呼んでも表記名には必ず「のようなもの」がくっつく。
何故か彼女の力に比例して使用可能回数・威力や種類が増えるため、レベルが高い程幅広く使える。「バールのようなもの」の攻撃力はそれほど高くないが錬金術師や鍛冶師などに強化してもらえれば最終的には最強武器になる。
なお銀髪のイケメン姿で登場し(当初巨大な異形のハエの姿で出てきたが彼女に気持ち悪がれたのがショックだったらしい)「貴様ら」「小娘」などと人間に対し高圧的な態度を取るが話を良く聞くといい人。彼女が召喚しなくてもたまに出てくるが、所有者である彼女には逆らえない為便利アイテム扱いされ、暴走しそうになると「バールのようなもの」で殴られ強制的にしまわれる。ちょっと不憫。

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