用語集

小説内に出てくる用語の説明です。
 

ジルが元々住んでいた世界

滅亡という危機に直面している世界。今までに幾度と無く滅びと再生を繰り返している。他の世界とは時間の流れが大きく異なる。

「翔」(しょう) 双子の星の片側。ジル達が住む星。魔法学が発展した世界で、旧種族と呼ばれる人間が住む(一説には魔族の原種族とも言われているが定かではない)
魔法による医学も発展したために寿命が長い。時折、不死でこそ無いが不老長寿の者も生まれる。人の理では生きられないため、彼らは「王」と呼ばれる特別な存在になる。

「暁」(あかつき) 双子星のもう片側。魔法学に頼らず技術で文明が発達した世界。「神」が住んでいるものの、「翔」の存在も「魔法」も信じられていない。

魔法関連

紋章術(もんしょうじゅつ) 特定の図形を書くことで魔法を成立させる呪術。これの理論は紋章学と呼ばれる。なお、紋章学の中では●は描く事はあるけれど○を描く事は殆どない(○は魂を意味する為)

符術(ふじゅつ) 札に文字や図形を書き入れることで魔法を成立させる呪術。紋章術の一種。他の符術と区別するために「紋章符術」とも呼ばれる。主に補助魔法が多い。

恒星落陽(こうせいらくよう) ジルの世界の禁止魔法。「星落としの禁呪」とも呼ばれる。星を地上に落とすという呪術だが、正式には星を宇宙の底に落とすいわば「滅びの魔法」。


シウ家、シウ一門 ジルがこちら側に来てから魔法を研究するために集めた人々。ジルの姓が「シウ」だったために、弟子達もそう名乗るようになった。現在は少々有名な魔法使いの家系となっている。現当主は「デュナン・シウ」

称号関連

呪王(じゅおう) 翔の呪術を預かる一族の当主。現在は「シュゼルド・シウ」
水輝王(すいきおう) 翔の「水」を司る王。「ラファイエット」の死後空位。
獣王(じゅうおう) 翔の獣たちの王。現在はラファイエットの二番目の弟が獣王を継いでいる。
時王(じおう) 「時渡り」の呪術を預かる王。現在の王は「リュウヒ(流陽)」


不死身のジル ジルが世界を旅して回っているウチに付いた称号。確かに殺しても死にそうにない男だけど、ジル自身が言うように彼はあくまで「人間」なので死なないわけではない。

人物関連

レイジャ・シウ ジルの孫。銀色の髪に赤い瞳を持つ。後の呪王。あちら側の世界の住人。



デュナン・シウ ジルがこちら側に来てから初めての弟子。「息子」と呼ばれる。現在は年齢が完全に逆転してしまったために逆にジルが「息子」となっているが、二人きりになると「父上」と呼び始める。

ウグイス 召喚精霊。

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